三菱自動車が5日発表した2025年4~12月期連結決算は、純損益が44億円の赤字に転落した。前年同期は332億円の黒字だった。4~12月期の赤字は5年ぶり。トランプ米政権が課した自動車への追加関税が響いた。
売上高は前年同期比0・6%減の1兆9765億円、本業のもうけを示す営業利益は69・8%減の316億円だった。米国の現地法人が輸入の際に支払った関税が373億円に上り、利益を圧迫した。
オンラインで記者会見した加藤隆雄社長は「経営環境は極めて逆風が強いが昨年後半から投入した(新型軽自動車「デリカミニ」などの)新型車効果で業績の底から脱しつつある」と話し、通期は黒字確保を目指すとした。
26年3月期の業績予想は、売上高を従来より800億円多い2兆9千億円へ上方修正した。為替が円安傾向で外貨建ての増加分を考慮した。純利益は100億円で据え置いた。
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