東京・上野や羽田空港で襲われた人たちは、多額の日本円を両替のため香港に運ぶ途中だった。なぜ香港に持ち出すのか。専門家は「世界有数の金融市場である香港は有利な為替レートを選び放題。為替で差益を得やすい」と指摘する。
「業者から買い取った金(ゴールド)を売却して得た現金を、両替のため毎日のように香港に運んでいた」。捜査関係者によると、羽田空港駐車場で1月30日未明、1億9千万円が狙われた事件で、両替業の30代男性は警視庁にこう説明した。
財務省によると、1998年に改正外為法が施行され、両替業は国の認可を受けずに行えるようになった。
外貨両替に詳しい一般社団法人「全国両替商防犯連絡会」(東京都中央区)の遠藤智彦代表理事は、香港で両替する利点を「世界中の銀行などが集約され、街頭の両替店も数多く競争が激しい。気に入ったレートを探しやすい」と説明。ただ、大金を海外に運ぶのは犯罪に巻き込まれる恐れがあり、現金輸送会社に依頼したり、銀行口座から送金したりするのが一般的という。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする




