鉄鋼や重工の労働組合で構成する基幹労連は2日、2026年春闘でベースアップ(ベア)に当たる賃金改善分の要求を月1万5千円とする方針を明らかにした。25年春闘と同じ額。長引く物価高を踏まえ、過去最高水準の要求を維持する。

 4日の中央委員会で正式決定する。大手企業の労組は6日に要求書を提出する見通しだ。

 基幹労連は統一要求を掲げつつも、業種によって業績にばらつきがあるため、1万5千円を上回る要求を設定することも認めると説明した。

 津村正男中央執行委員長は東京都内で記者会見し「物価上昇を上回る実質賃金(のプラス)を確保していく」と話した。