【ロンドン共同】2025年のノーベル平和賞の受賞者が事前に外部に漏れた疑惑で、ノーベル賞委員会の補佐機関、ノーベル研究所(オスロ)は30日、システムへの不正アクセスによる可能性が高いとの調査結果を発表した。米ブルームバーグ通信が報じた。明確な証拠はなく捜査機関に被害届は出さない方針も示した。
研究所はノルウェーの治安当局などと協力して原因を調査。ハルプビケン所長はパソコンなどから情報を抜き取る「スパイウエア」の可能性が濃厚で、内部関係者による流出ではないと「確信している」と説明した。情報を入手したのが個人なのか国家レベルの関係者なのかは判然としないという。
ベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏への授与発表を控えた昨年10月10日未明、一部の賭けサイトでマチャド氏が有力候補として急浮上し、事前に授与を知った何者かが賭け金を上乗せした疑いが持たれていた。
発表前の受賞者は、選考するノーベル賞委の委員ら限られた人しか把握していない。
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