警視庁

 羽田空港の駐車場で1億9千万円を香港へ運んでいたという男性が襲われた事件で、現場から逃走した車のナンバープレートは偽造されたものだったことが31日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁暴力団対策課は捜査から逃れるためとみている。数時間前に東京都台東区で約4億2千万円が入ったとされるスーツケースが奪われた事件との関連を調べる。

 警視庁や捜査関係者などによると、男性は30日未明、男ら4人が乗った車から催涙スプレーのようなものを噴射された。男らは何も奪わず、車で神奈川県方面に向かった。男性は現金を持って香港へ出国した。

 30日午前、香港島・上環で男性2人が5800万円を強奪される事件があった。香港警察は容疑者を逮捕。警視庁は同じ男性が再び被害に遭った可能性について調べる。

 29日夜、台東区の路上で、日本人と中国人のグループが、3人組に、約4億2千万円が入ったとされるスーツケース3個を奪われた。3人組は催涙スプレーのようなもので襲い、車で逃走。途中でワゴン車に乗り換え、千葉県方面に向かったとみられる。