【電子号外】 足利ホールディングスと常陽銀が経営統合へ

経営破綻から再建した栃木県最大手の地方銀行の足利銀行を傘下に置く足利ホールディングス(HD、宇都宮市)と、茨城県を地盤とする地銀の常陽銀行(水戸市)が経営統合に向けて最終調整していることが26日分かった。北関東で最大規模の地銀が誕生する。資産規模はおよそ15兆円と全国3位の地銀グループとなる見通し。
関係者によると、11月初旬にも基本合意し、来年10月の統合を目指す。
人口減少が進む中、肥後銀行(熊本市)と鹿児島銀行(鹿児島市)が10月に経営統合するなど、地銀業界では生き残りに向けた再編が相次いでいる。足利HDと常陽銀の統合でこうした動きが一段と活発になる可能性がある。
常陽銀は茨城県を中心に福島県や栃木県、埼玉県など首都圏の広い地域で営業を展開している。足利銀が地盤とする栃木県と隣接しており、買収で営業基盤の強化を図る狙いがあるとみられる。
足利銀はバブル期に巨額の不良債権を抱えて債務超過に陥り、2003年12月に一時国有化された。その後、野村ホールディングス傘下の投資グループから支援を受け、持ち株会社の足利HDは13年12月に東京証券取引所に上場した。


【電子号外】足利HD、常陽銀と経営統合へ(10月26日)

※閲覧にはAdobe Readerが必要です。