1980年代から数々のヒット曲を手がけた足利市出身の作詞家、売野雅勇(うりのまさお)さん(74)が30日、県の魅力を発信する「とちぎ未来大使」に任命された。県東京事務所で福田富一(ふくだとみかず)知事が委嘱状を手渡した。
売野さんはコピーライターなどを経て作詞家となり、中森明菜(なかもりあきな)の「少女A」、チェッカーズの「涙のリクエスト」、郷(ごう)ひろみの「2億4千万の瞳」など数多くのヒット曲を生み出した。歌謡曲の全盛期を支えた一人として知られている。
知事との懇談で売野さんは、足利市の行道山の斜面に咲いていたヤマユリの美しい景色を詞に盛り込んだことがあるなどのエピソードを披露。「自分の帰る場所はあそこしかないという深い思いがある」と郷土への思いを語った。
今年は売野さんの活動45周年の節目となる。下野新聞社は2月、連載「私の生きた刻(とき)」で、売野さんの半生とともに、時代の空気を鋭く捉えた作品が生まれるまでのドラマを紹介する。
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