街頭演説が荒れる場面が増えている。今回の衆院選では、候補者や政党幹部を挑発するような文言が書かれた大型ボードを掲げて罵声を浴びせる集団が、遊説先に繰り返し登場。演説が聞こえないだけでなく、危害を加えられるかもしれないと聴衆をおびえさせている。安全を確保できないとして、事前告知を見送るケースも出ている。
27日夜の神戸市。応援演説に駆け付けた日本維新の会の吉村洋文代表が姿を見せると、聴衆にまぎれた20人ほどの男女が「帰れ」コールを始めた。所属地方議員による「国民健康保険料逃れ」を念頭に置いたとみられる「脱法集団」や「テレビ出すぎ」と大書された紙を頭上に持ち、演説中も「うそつき」「あほ」と連呼した。
演説が終わると吉村氏に殺到。衝突を避けようと人垣をつくった警察官らともみ合いになった。様子を見ていた神戸市の20代男性は「自分も暴力を受けるのではないかと怖かった」。京都市の大学生もおびえた様子で「演説内容が入ってこない」と漏らした。
同様の光景は保守色の強い自民党候補や参政党の街頭演説でも見られる。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする


