地金大手の田中貴金属工業は29日午後、金の店頭販売価格を1グラム当たり3万248円に設定し、国内の金小売価格の指標として初めて3万円を突破した。最高値だった前日からさらに急上昇。ニューヨーク市場でも連日の高値更新となっている。トランプ米政権の外交政策や地政学リスクへの懸念から投資家の「ドル離れ」が進み、安全資産とされる金を買う動きが過熱している。
28日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は、主要通貨に対する最近のドルの下落を受け、代替資産として金を買う動きが加速。終値としての最高値を7営業日連続で更新した。この流れを引き継ぎ、田中貴金属が29日午前に2万9815円に設定。午後に記録を塗り替えた。前日午後には2万8473円だった。
金価格は昨年9月に2万円の大台を超えた後、急ピッチで値上がり。国内価格はドル建ての国際価格を円換算して決まるため、財政不安を背景に外国為替相場で円安ドル高基調が続いたことも追い風になった。
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