衆院解散・総選挙によって農林水産品や食品など約400品目について、輸入関税が上昇する恐れが出ている。低関税を適用してきた暫定税率の期限が3月末に迫っているためだ。これまで毎年度、税制改正法案を国会で審議して延長してきたが、選挙のあおりで成立が遅れると輸入業者は高い関税を納めなければならなくなり、食卓に影響が及ぶ可能性がある。
暫定税率は、国内産業保護や輸入による安定供給などを目的に期限を定めて特例適用している。財務省によると、3月末が期限の412品目のうち404品目を1年延長する方針だった。
具体的には、牛肉は暫定税率が38・5%だが期限が切れると50%に上がる。製品の原料用のチーズは無税から35%に、トウモロコシもコーンスターチやコーンフレーク、酒の原料向けについては50%または1キロ当たり12円の課税となる。大部分が無税の飼料向けは変わらない。
2月の衆院選は海部政権下での1990年以来、36年ぶり。この時は年度内に法改正が間に合い、暫定税率が継続された。
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