動物の夜間救急センターを運営する名古屋市獣医師会と名鉄タクシーホールディングス(HD、名古屋市)が連携し、交通手段が限られる夜でも、急変したペットがスムーズに受診できるよう、タクシーで救急センターに運ぶ取り組みを始める。2月1日から。同会などによると、こうした連携は全国でも珍しい。

 同獣医師会は2004年、名古屋市中区で「名古屋夜間動物救急センター」の運営を始めた。主にイヌやネコが対象で、毎日午後9時~翌午前2時、獣医師らが常駐して年中無休で診療に当たってきた。ただ、飼い主が飲酒し、マイカーを運転できなかったり、タクシーを呼んでも運転手の動物アレルギーなどで乗車拒否されたりして、受診が遅れるケースがあったという。

 名鉄タクシーHDは救急センターの診療と同じ時間帯、名古屋市内などからセンターに向かうタクシーを運行する。通常利用と同じ車両を使い、料金も同じ。今後、同獣医師会のホームページに、飼い主から配車依頼を受け付ける専用の電話番号を記載する。