2月8日投開票の衆院選で、下野新聞社は栃木1~5区に出馬した立候補者に政策を問うアンケートを実施しました。「医療・福祉」に関して、高額療養費の患者負担引き上げや現役世代の社会保険料引き下げの是非などを聞きました。

 設問に対する各候補者の賛否は表の通り。候補者名をクリック(タップ)すると、「主な回答理由」(下野新聞社が80字以内の回答を依頼)が表示されます。主な回答理由はページ下部で一覧できます。スマートフォンの場合は、画面を横にしてご覧ください。

医療・福祉政策
 
賛成
どちらかと
いえば賛成
どちらかと
いえば反対
反対
どちらとも
いえない/無回答
高額療養費の患者負担を引き上げるべきである。
1区
 
石川
船田 大森
青木 小池 柏倉
 
2区
 
 
藤田
福田 五十嵐
 
3区
 
 
渡辺
伊賀
4区
 
石坂
野口
藤岡
 
5区
 
 
宮本
岡村
茂木 寺田
医療・福祉政策
 
賛成
どちらかと
いえば賛成
どちらかと
いえば反対
反対
どちらとも
いえない/無回答
現役世代の社会保険料を引き下げるべきである。
1区
大森 青木 柏倉
船田 小池石川
 
 
 
2区
藤田
福田 五十嵐
 
 
 
3区
 
渡辺 伊賀
 
 
4区
石坂 藤岡 野口
 
 
 
 
5区
寺田 岡村 宮本
茂木
 
 
 
医療・福祉政策
 
賛成
どちらかと
いえば賛成
どちらかと
いえば反対
反対
どちらとも
いえない/無回答
市販薬と成分や効能が似た「OTC類似薬」を処方された患者に追加負担を求めるべきである。
1区
 
 
船田 小池 柏倉 石川
大森 青木
 
2区
 
 
 
福田 五十嵐 藤田
 
3区
 
 
渡辺 伊賀
 
4区
 
石坂
藤岡
野口
 
5区
 
茂木
 
岡村
寺田 宮本

 

 設問 

①高額療養費の患者負担を引き上げるべきである

②現役世代の社会保険料を引き下げるべきである

③市販薬と成分や効能が似た「OTC類似薬」を処方された患者に追加負担を求めるべきである

 

 

主な回答理由

【栃木1区】

参政党新人・大森紀明氏(54)

 ①患者負担の前に高額医療の効果と仕組みを見直す。 ➁現役世代の税負担率を10%カットするため ③低単価の入口だけ削り高額医療は温存し負担を抑える。

共産党新人・青木弘氏(65)

 社会保障は憲法25条にもとづく権利であり、高齢者も現役世代も安心できる制度にする。国費の投入により社会保険料、高額医療費の患者負担軽減をはかる。

自民党前職・船田元氏(72)

 より一層の少子高齢化社会が進む中、負担能力に応じた応分の負担を求めると同時に、医療機関の効率化を進めるべきである。

中道改革連合新人・小池篤史氏(49)

  医療は命と暮らしを支える基盤であり、患者負担の安易な引き上げには慎重であるべき。現役世代の負担軽減と、医療・介護制度の持続性を両立させる改革を目指す。

日本維新の会元職・柏倉祐司氏(56)

 私は医師です。県立3病院の再編し、市民病院化を国が財政支援するほか、国民健康保険の応能負担。世代間格差をなくすことにより、医療・福祉政策を推進します。

無所属新人・石川文三郎氏(69)

 年齢に関係なく応分の負担は必要。OTC類似薬の中身が問題、厳格に成分を精査すべき。給料が安すぎて医療介護人材がいなくなる。

 

【栃木2区】

中道改革連合前職・福田昭夫氏(77)

 診療控えで病気の悪化、病院の経営悪化が起きないようにすべき。高額所得者の上限額を引き上げ、次世代の負担は抑制する。医師が処方したものに限って認めるべき。

自民党前職・五十嵐清氏(56)

 社会保障と税の一体改革の議論、中・低所得者の負担を軽減する給付付き税額控除、世代間のバランスの是正、診療報酬・介護報酬改定などの制度設計や見直しが必要だから。

参政党新人・藤田久美氏(47)

 ①患者負担を上げるのではなく高額医療の仕組みを見直す。 ➁現役世代の税負担率を10%カットするため 。③低単価の入口だけ削り高額医療は温存し負担を抑える。

 

【栃木3区】

無所属新人・渡辺真太朗氏(33)

 社会保険料の負担は働く人にも半額負担する企業、特に中小企業には大きな負担となっており、社会保障と税の一体改革を議論する国民会議を早急に立ち上げ議論すべきと思う。

自民党前職・簗和生氏(46)

 患者負担増による受診控えや医薬品の使用控えが生じることを当然に回避しつつ、保険料負担の公平性や医療保険制度の持続性の確保にも留意した適切な対応が求められる。

中道改革連合新人・伊賀央氏(61)

 高額療養費は重い病気に対して最後の安全網であり引き上げ反対。現役世代は多くの支出を抱えながらその負担感は重い。生活者視点で制度全体の組み換えが必要。

 

【栃木4区】

自民党新人・石坂太氏(45)

 高額療養費の患者負担は年間上限設定する緩和策を取り入れ、OTC類似薬の追加負担は丁寧な説明のもと進めるべき。現役世代に関わらず社会保険料の負担軽減と併せて検討するべき。

中道改革連合前職・藤岡隆雄氏(48)

 高額療養費の患者負担の引き換えといった苦しい立場の方への狙い撃ちは適切ではない。財源を確保していくとしてもこのような財源確保のやり方は優先ではないと思います。

参政党新人・野口智子氏(45)

 ①患者負担を増やす前に、高額医療の効果と制度を見直す必要がある。➁現役世代の税負担率を下げるため。③低単価の入口だけ削り高額医療は温存し負担を抑える。

無所属新人・大貫学氏(68) 

 アンケートに回答しませんでした。

 

【栃木5区】

自民党前職・茂木敏充氏(70)

 物価上昇に対応し、安心して医療・介護・福祉サービスを受けられる社会保障制度を整備することで、国民のいのちと暮らしを守ります。

国民民主党新人の寺田和史氏(47)

 個別の状況によるので難しい。現役世代の社会保険料は間違いなく下げるべきです。

共産党新人・岡村恵子氏(72)

 高すぎる社会保険料の引き下げは、高額療養費の引き上げやOTC類似薬の保険外しなど患者負担増でなく、公費投入によるべきです。財源は不公平税制の見直しなどで確保。

参政党新人・宮本陽介氏(38)

 ①予防医療へ転換の為、国民意識を変える必要あり。➁現役世代の税負担率35%をまで削減する。③患者負担の前に高額医療の効果と仕組みを見直すべき。