低品位廃棄物も含む「LCCN®循環システム」構築へ、ロジスティクス・熱利用・CCUの3分科会で実装検討を推進
一般社団法人LCCN推進研究会(以下、LCCN推進研究会)は、発足から1年を迎えました。素材産業と廃棄物処理の双方において、リサイクルが困難な低品位廃棄物を含む「すべての工程」のカーボンニュートラル化を、早期かつ経済的に実現することを目的に活動しています。代表理事は国立環境研究所の藤井 実氏が務めています。現在、研究会の加盟企業・団体を募集しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202601283200-O1-hILwPl9j】
研究会が構想する「LCCN®循環システム」は、廃プラスチックのリサイクルやバイオマスプラスチックの利用促進に加え、低品位廃棄物(一般廃棄物・産業廃棄物)を集積し、LCCN®プラントで焼却・熱回収を行います。回収した熱は化学・製紙工程などの熱源として利用し、同時に発生するCO₂を用いて化学原料を合成する仕組みを目指しています。
さらに、厨芥類や農業廃棄物などのバイオガス化で発生するCO₂の原料利用、コンクリートや焼却灰などへのCO₂固定化も含め、複合的な脱炭素モデルの構築を検討しています。
LCCN推進研究会では、社会実装に向けた検討を具体化するため、以下の3分科会を設置しています。加盟企業・団体には、課題整理から実証、事業化に向けた議論まで幅広い参画機会を提供しています。
■ロジスティクス分科会
焼却対象廃棄物の分別や長距離輸送の仕組みを検討します。港湾・船舶の活用、異物・危険物除去、輸送状況のリアルタイム監視、トレーサビリティや需給調整のデジタル技術の活用を扱います。広域収集・大規模拠点処理に対する行政・市民理解の形成に向けた広報・連携も推進します。
■熱利用分科会
廃棄物焼却施設から化学工場・製紙工場などへ、大規模かつ安定的に蒸気を供給する技術システムを検討します。事業実施体制、長期契約のあり方、リスク分散策など制度・事業面も含めて整理し、国内外での事業展開を視野に入れます。
■CCU分科会
CO₂回収・利用(CCU)によるカーボンニュートラル化の実現を目指します。焼却施設、メタン発酵施設、バイオマス発電所などから回収したCO₂を活用した化学原料合成やプラスチック製造、ならびにコンクリート等へのCO₂固定化プロセスを検討します。基礎調査から実証、商業化に向けた取り組みを推進します。
LCCN推進研究会は、脱炭素と資源循環を両立する社会モデルの構築に向け、研究会への加盟および分科会への参画を広く呼びかけています。
詳細、加入方法、問い合わせはホームページをご覧ください。
一般社団法人LCCN推進研究会、発足から1年 加盟企業を募集
一般社団法人LCCN推進研究会
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