2月8日投開票の衆院選で、下野新聞社は栃木1~5区に出馬した立候補者に政策を問うアンケートを実施しました。「憲法・安全保障・統治編」に関して、憲法9条への自衛隊の明記やスパイ防止法制定の是非などを聞きました。

 設問に対する各候補者の賛否は表の通り。候補者名をクリック(タップ)すると、「主な回答理由」(下野新聞社が80字以内の回答を依頼)が表示されます。主な回答理由はページ下部で一覧できます。スマートフォンの場合は、画面を横にしてご覧ください。

憲法・安全保障・統治
 
賛成
どちらかと
いえば賛成
どちらかと
いえば反対
反対
どちらとも
いえない/無回答
憲法9条に自衛隊を明記すべきである。
1区
大森 船田 柏倉 石川
 
 
青木
小池
2区
五十嵐 藤田
 
 
 
福田
3区
渡辺
 
伊賀
 
 
4区
石坂 野口
 
 
 
藤岡
5区
茂木 寺田
宮本
 
岡村
 
憲法・安全保障・統治
 
賛成
どちらかと
いえば賛成
どちらかと
いえば反対
反対
どちらとも
いえない/無回答
国の重要情報を守るためのスパイ防止法を制定すべきである。
1区
大森 柏倉 石川
 
小池
青木
船田
2区
五十嵐 藤田
福田
 
 
 
3区
渡辺
伊賀
 
 
 
4区
石坂 野口
藤岡
 
 
 
5区
茂木 寺田 宮本
 
 
岡村
 
憲法・安全保障・統治
 
賛成
どちらかと
いえば賛成
どちらかと
いえば反対
反対
どちらとも
いえない/無回答
日本の国旗を汚損するなどした場合に刑事罰を科す国旗損壊罪を制定すべきである。
1区
大森 柏倉 石川
 
船田 小池
青木
 
2区
五十嵐 藤田
 
 
福田
 
3区
渡辺
 
伊賀
 
4区
石坂 野口
藤岡
 
 
 
5区
茂木 寺田 宮本
 
 
岡村
 

 

 設問 

①憲法9条に自衛隊を明記すべきである

②国の重要情報を守るためのスパイ防止法を制定すべきである

③日本の国旗を汚損するなどした場合に刑事罰を科す国旗損壊罪を制定すべきである

 

主な回答理由

【栃木1区】

参政党新人・大森紀明氏(54)

 ①憲法改正による憲法9条への明記ではなく創憲上の明記②国家の安全保障上、明確なスパイ防止法は必須③日本国民として国家の証である国旗を汚損などはあってはならない。

共産党新人・青木弘氏(65)

「力の支配」を振りかざすアメリカいいなりの大軍拡や武器輸出など「戦争国家づくり」に反対。安保法制廃止、非核3原則と憲法9条を守り抜き、外交の力で平和をつくる。

自民党前職・船田元氏(72)

 自衛隊の存在をきちんと憲法に明記することは、自衛隊員の士気を高めることや抑止力向上の第一歩である。

中道改革連合新人・小池篤史氏(49)

 国の安全や重要情報の保護は重要だが、法整備は自由や表現の権利との均衡が不可欠だ。刑事罰の新設には慎重で、現行制度を踏まえた運用改善と丁寧な議論を重視する。

日本維新の会元職・柏倉祐司氏(56)

 いま、世界の秩序は揺らいています。国民の命と財産を守り抜く、自律的な力強い防衛力の構築が急務です。日本の伝統と文化を守り、秩序ある外国人政策を策定します。

無所属新人・石川文三郎氏(69)

 日本は他の民主主義先進国並みの真っ当な憲法、安全保障、統治の施策を当然実行すべきである。

 

【栃木2区】

中道改革連合前職・福田昭夫氏(77)

 自衛隊員の待遇改善はまったなし。スパイ防止法は人権に配慮して制定すべき。国旗を大切にすることは大切だが、国旗毀損罪は必要ない。

自民党前職・五十嵐清氏(56)

 国民に受け入れられている自衛隊は明記されるべき。大規模自然災害への対応など、一定の条件のもと強化は必要。

参政党新人・藤田久美氏(47)

 ①憲法改正による9条への明記ではなく創憲という前提の明記②国家の守るためにスパイ防止法だから③国家の象徴である国旗を汚損することは国民への侮辱と感じる

 

【栃木3区】

無所属新人・渡辺真太朗氏(33)

 日本を取り巻く国際情勢を鑑みれば、国家のインテリジェンス機能を強化することは急務であり、「スパイ天国」といわれる状況を早期に脱却しなければならないと考える。

自民党前職・簗和生氏(46)

 国民の生命・財産、領土・領海・領空、国家の主権と名誉を守り抜くため、防衛力の強化、毅然とした外交の実施、情報戦・インテリジェンス体制等の強化は当然に必要。

中道改革連合新人・伊賀央氏(61)

 安全保障は現実的対応が必要だが、憲法9条は権力を縛る規範として重視する。現況下、情報保全は必要だが、国民の自由を侵さず、国への敬意も刑罰で強制しないことが重要。

 

【栃木4区】

自民党新人・石坂太氏(45)

 自分の国を守る意思と責任は明確に示していくべきと考える。

中道改革連合前職・藤岡隆雄氏(48)

 スパイ防止法や国旗損壊罪を制定することにどちらかと言えば賛成ではあるが、様々な角度からなお慎重な検討は必要である。

参政党新人・野口智子氏(45)

 ①既存の憲法9条への明記ではなく創憲の上で明記する。②安全保障のためにスパイ防止法の整備が必須。③国旗を尊重することは国民のアイデンティティや連帯感に繋がるため。

無所属新人・大貫学氏(68) 

 アンケートに回答しませんでした。

 

【栃木5区】

自民党前職・茂木敏充氏(70)

 時代にふさわしい憲法への改正を目指すとともに、激動する国際情勢に対応するため、外交力・防衛力を強化し、国民の生命・財産、領土・領空・領海を守り抜きます。

国民民主党新人の寺田和史氏(47)

 頑張っている自衛隊のみなさまに申し訳ない。スパイ防止法はOECD各国を比べても無い方が不自然(十分に暴走抑止を対策。)国旗損壊罪は悪質なモノは罰則を設けるべきです。

共産党新人・岡村恵子氏(72)

 集団的自衛行使容認の安保法制のもとで敵基地攻撃能力の保有や軍事費の大幅増額、武器輸出など戦争国家づくりが進んでいる。憲法9条改悪に反対し日本の平和を守ります。

参政党新人・宮本陽介氏(38)

 ①憲法9条への明記ではなく創憲して明記すべき。②国家の安全保障上、明確なスパイ防止法は必須。③国家、国民の象徴である国旗を汚すことはあってはならない。