【ベルリン共同】ウクライナのブラシウク大統領顧問(制裁政策担当)は28日、ウクライナ侵攻を続けるロシアが制裁逃れに利用しているタンカーや貨物船など「影の船団」について、現在も約70%が稼働を継続しているとの見方を示した。対ロ圧力が不十分だとして制裁強化を求めた。制裁協議のため訪問したドイツの首都ベルリンで記者団に語った。
ウクライナ攻撃に使用されるミサイルに「少なくとも100個の西側諸国製の部品が含まれる」とも述べ、ロシアへの部品の流出を阻止する必要があると強調。ロシアの郵便業者のドイツ子会社が制裁対象の電子部品を小包に入れ、ロシア国内にトラックで運んでいるとの報道について「事実を確認済みだ」としてドイツ側に対応を求めた。
ブラシウク氏は影の船団について、欧州連合(EU)は約600隻を制裁対象にしたが「操業を停止した船舶はせいぜい30%程度だ。これは望ましくない」と訴えた。「制裁の効果を確実に発揮させる必要がある」として、船長なども制裁対象に加えるよう求めた。
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