偽造された昭和天皇在位60年記念の1万円銀貨を信用金庫で両替したとして、福岡地検は28日、偽造通貨行使の罪でいずれも中国籍の、自称土木作業員冷大宇容疑者(28)=東京都足立区=と会社役員薛志偉容疑者(36)=同区=を起訴した。

 起訴状によると共謀の上、2025年11月5日、偽造銀貨55枚を福岡市博多区の信用金庫2店舗で両替したとしている。

 福岡県警は25年11月以降、有印私文書偽造・同行使と偽造通貨行使の疑いで冷被告を計3回逮捕。今月27日、偽造通貨行使容疑で薛被告を書類送検した。

 県警によると、薛被告は別の男ら3人と偽造通貨の両替を繰り返したとして警視庁と茨城、埼玉両県警の合同捜査本部に逮捕されている。