【号外】 みんなの党解党 13−6、賛成多数 渡辺氏「独裁的で残念」

【号外】 みんなの党解党 13−6、賛成多数 渡辺氏「独裁的で残念」

 みんなの党は19日、国会内で両院議員総会を開き、党を解散することを決めた。自民党を離党した渡辺喜美前代表が中心となり、2009年8月に結党して以来5年3カ月。新旧代表の路線対立の激化は、党の歴史にピリオドを打つ形で結末を迎えた。

 両院総会は同日午後、国会内の会議室で所属する衆参20人の議員が出席して開かれ、解党の是非について協議。多数決の結果、解党が決まった。解党に反対していた渡辺氏は、総会終了後の記者会見で「独裁的(な決定)で非常に残念」と述べた。

 党内では安倍政権への協力姿勢を打ち出していた渡辺氏と、野党共闘による政界再編を目指す浅尾慶一郎代表の対立が激化していた。一度は浅尾氏ら執行部が与党との協力を否定することを決定。しかし9月の両院総会で、渡辺氏らの与党との協力を否定しない旨の提案が可決され、従来通りの両にらみの状態が続いていた。

 しかし今月に入って衆院解散が有力視されると、所属議員から「路線をはっきりしないと衆院選で戦えない」と不満が噴出。同時に「決められない場合は解党を」との要望が出され、同調する議員が多数を占めるようになっていた。

 18日には浅尾、渡辺両氏が相次いで会見。浅尾氏はあらためて民主党などとの合流を目指す一方、解党が不可避である考えを示した。これを受け渡辺氏は「解党・解散論には反対する。党を存続させる」と反発していた。
みんなの党は09年8月に渡辺氏ら5人で発足。以後、選挙ごとに議席数を伸ばし、13年7月の参院選後、最大36議員が所属した。しかしその後、離党が相次ぎ現在の所属議員は衆院8人、参院12人の計20人になっている。


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