本州で唯一、クマがいないとされる千葉県に、全国で唯一生息する動物がいる。ニホンザルと見た目や生態が酷似している「アカゲザル」だ。1990年代に房総半島で定着したとされ、南部の館山市と南房総市の一部で野生化。農作物に被害が出ている。2005年に特定外来生物に指定され、4400頭以上を処分した。県はニホンザルとの交雑種も含め、完全排除を目指している。
千葉県自然保護課によると、アカゲザルはアフガニスタンから中国までのアジア大陸に分布、腰の辺りの毛が赤褐色で、ニホンザルより尾が長い。
房総半島のニホンザルはアカゲザルとの交雑が進み、20年に環境省の「絶滅の恐れのある地域個体群」に指定された。
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