第45回県学童軟式野球大会(県野球連盟、下野新聞社主催)最終日は3日、宇都宮市の県営本球場で決勝を行い、清原中央ジャイアンツ(宇都宮)が4−3のサヨナラ勝ちでみはら学童(同)を破り、悲願の初優勝を果たした。
頂上対決は、初の決勝進出同士の顔合わせとなった。清原中央は終盤に勝負強さを発揮した。3点を追う五回、2死二、三塁から鈴木敦也が2点適時三塁打を放ち1点差とすると、六回には相原一真の左犠で同点とした。七回は佐藤亮斗の四球を足場に1死二、三塁と攻め立て、4番・刈部楽壱のスクイズで熱戦に終止符を打った。
2番手で登板した左腕・中村真人が3回無失点と好救援をみせた。相手打線を1安打に抑え、チームに流れを引き寄せた。
みはらは初回、内野ゴロと近藤暖人の右前適時打で2点を先行。四回にも雫太一がスクイズを決め、3点のリードを奪った。だが、六回に追いつかれると、七回2死一、三塁の好機を逃したのが痛かった。
優勝した清原中央ジャイアンツと準優勝のみはら学童は、8月30日に埼玉県で開幕する第11回NPBCUP選抜学童軟式野球大会に出場する。