【電子号外】佐野日大 完封勝ち 田嶋、毎回の12奪三振 選抜高校野球

 第86回選抜高校野球大会第3日は23日、阪神甲子園球場で1回戦を行った。7年ぶり4度目出場となった本県の佐野日大は鎮西(熊本、24年ぶり3度目)と対戦し、2−0と競り勝って初戦を突破した。

 佐野日大はエース左腕・田嶋大樹が、伸びのある直球とスライダーのコンビネーションで鎮西打線をほんろうした。毎回の12三振を奪い、5安打に抑え無四球で完封した。守備も無失策でエースを支えた。

 打線は序盤、緩急を生かした投球をみせる相手投手を打ちあぐんだ。しかし両チーム無得点で迎えた五回裏、稲葉恒成の左前打を足掛かりに失策と四球で無死満塁と攻め立てると、佐川昌が前進守備の相手内野手の横を抜く中前適時打を放ち、貴重な2点を奪った。

 佐野日大は大会第7日の27日、午後2時開始予定の第3試合で智弁学園(奈良)−三重(三重)の勝者と2回戦を行う。

 佐野日大・松本弘司監督の話 なかなか打てずに作戦も難しかった。田嶋は制球がよく、いつも通りのピッチングをしてくれた。五回は無死満塁で打撃に悩んでいた佐川だったが、よく粘って打ってくれた。最後まで気を許せなかったが、生徒たちもすごく自信を持ってできたゲームだった。