25日午後10時15分ごろ、高知県内を走るJR土讃線の特急列車内で、乗客の男がサバイバルナイフで60代の男性車掌を切り付けた。車掌は軽傷で、乗客約90人と運転士1人にけがはなかった。列車は駅と駅の間で緊急停止し、駆け付けた高知東署員が車内にいた無職山内基正容疑者(63)=大阪府枚方市=を取り押さえ、傷害の疑いで現行犯逮捕した。
県警は容疑者の認否を捜査中としている。
JR四国によると、事件があったのは岡山発高知行き3両編成の特急列車「南風25号」で、大田口―土佐穴内間(いずれも高知県大豊町)を走行中だった。
署によると「ナイフを持って暴れている人がいる。線路に避難している」と乗客から110番があった。警察官の到着時、容疑者は乗員の操作で列車内に閉じ込められていたという。
JR四国によると、乗客は線路上に避難するなどし、後続列車に乗り換えた。事件の影響で、25日の他の列車が最大で2時間以上遅れるなどし、乗客約130人に影響した。26日は始発から通常通り運行している。
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