【電子号外】白鴎足利、初V 好機逃さず桐生一に快勝 関東高校野球

 第66回秋季関東地区高校野球大会最終日は31日、茨城県のひたちなか市民球場で決勝を行い、本県2位で22年ぶり2度目の出場を果たした白鴎足利が、桐生一(群馬2位)を6−3で下して初優勝を飾った。既に来春のセンバツ甲子園出場を確実なものとしており、「関東王者」の称号を得てセンバツに乗り込む。また関東地区代表として、16日から東京・神宮球場で開かれる第44回明治神宮野球大会に出場する。県勢の優勝は2001年の宇工以来、12年ぶり10度目、足利市の高校が優勝したのは初めて。

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 白鴎足利は、好機をことごとく得点に結び付ける勝負強さが光った。初回、周東貴人の中前打を足掛かりに1死満塁とし、小川真希の右前適時打で1点を先制。四回には相手投手の制球難に付け込み、2つの押し出しで労せずして2点を加えた。1点差とされた五回には2死二、三塁から中島健寿の中前適時打で2点を追加。最終回にも2死二塁から大川の投内野安打が敵失を誘い、駄目押しの1点を奪った。

 前日まで3連投のエース比嘉新に代わって先発した長谷川慶太が4イニングを2失点でしのぐと、2番手の大下誠一郎も力強い投球で相手打線の反撃を七回の1点に抑え逃げ切った。

 センバツ出場校の選考委員会は、来年1月24日に大阪市内で開催予定。白鴎足利のほか、関東大会4強の佐野日大も選出されることがほぼ確実となっている。

 白鴎足利・藤田慎二監督の話 選手たちが持っている力以上のものを出してくれた。大会を通じて終盤まで粘り強く戦い、勝ち切る野球ができた。選手の精神的な成長が最大の収穫。