米東部フィラデルフィアの大統領公邸跡地にあった奴隷制の経緯を伝える展示物を見る人たち=2025年8月(AP=共同)

 奴隷制を伝える展示物が撤去された場所を撮影する人=23日、米東部フィラデルフィア(AP=共同)

 米東部フィラデルフィアの大統領公邸跡地にあった奴隷制の経緯を伝える展示物を見る人たち=2025年8月(AP=共同)  奴隷制を伝える展示物が撤去された場所を撮影する人=23日、米東部フィラデルフィア(AP=共同)

 【ワシントン共同】米国立公園局は23日までに、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアにある大統領公邸跡地から米国の奴隷制度の歴史的経緯を伝える展示物を撤去した。米メディアが伝えた。フィラデルフィア市は展示物の返還を求め、連邦地裁に仮処分を申し立てた。撤去と申し立ては22日付。

 フィラデルフィアは建国ゆかりの地でかつて首都が置かれていた。トランプ大統領は昨年3月に出した大統領令で、公の場の展示物から米国民を「不当におとしめる内容」を除外するよう内務長官に指示。撤去はこれを受けた措置とみられる。

 撤去された展示物は、米国における奴隷制の経緯を紹介する内容だった。