日本百貨店協会は23日、2025年12月の全国百貨店の中国人観光客の来店数と免税売上高が前年同月からいずれも約4割減少したと発表した。中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけていることが影響した。これに伴い、全体の免税売上高は17・1%減。25年通年の免税売上高にも波及し、前年比12・7%減と4年ぶりに前年を下回った。
協会の担当者は、中国人観光客の動向について「当面は厳しい状況が続く」として、書き入れ時である2月の春節に懸念を示した。
25年通年の免税の購買客数は621万4千人と過去最高だった。一方、高級ブランドの時計やカバンといった高額品が落ち込み、売上高の減少につながった。
国内消費者も含めた年間の百貨店売上高(既存店ベース)は1・5%減の5兆6754億円で、5年ぶりにマイナスだった。
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