ミラノ・コルティナ冬季五輪の開幕を前に米研究機関クライメート・セントラルは、地球温暖化による暖冬や雪不足で、冬季五輪の競技の公正さや安全性を維持できなくなると指摘する報告書を発表した。湿った雪や降雨が競技中の選手に不利な状況を生みかねず、コース表面の凍結が不十分だと負傷のリスクが高まるとしている。
開催地のイタリア北東部コルティナダンペッツォでは、1956年の前回開催以降、70年で2月の気温は3・6度上昇した。氷点下の年間日数も1956~65年の年平均214日から、2016~25年には173日となり41日減少している。2月の平均積雪量も直近の約50年で約15センチ少なくなった。アルプス山脈の麓にある標高が高い地域だが、今大会でも大量の人工雪が使用される。
フィギュアスケートなど室内競技が行われるミラノの2月の気温は70年で3・2度上昇した。札幌や長野を含む過去19回の冬季五輪開催都市でも、1950年以降の2月の気温が平均で2・7度上昇した。
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