6万7800年以上前に描かれたとみられる壁画をインドネシアの洞窟で発見したと、オーストラリア・グリフィス大などのチームが21日付英科学誌ネイチャーに発表した。人の手型をかたどったもので、世界最古の壁画の可能性があるとしている。
インドネシアは世界最古級の洞窟壁画で知られる。チームは2019年、広範に調べられていなかったスラウェシ島南東部周辺の洞窟で本格的な調査を開始。今回の壁画は、同島南側にある島の、より新しい年代の別の壁画が残っている場所で見つかった。
縦14センチ、横10センチほどで保存状態は悪く、指や手のひらの形をした薄れた顔料が残っていた。指の先端は不自然に細く、スラウェシ島周辺のみで確認される独特の表現方法だった。近くに、3本の指跡が残る別の手型もあった。
壁画を覆う炭酸カルシウムなどを採取して放射性物質の量から年代を推定し、6万7800年以上前だと結論づけた。手型の指の形が洗練されていることなどから、チームは現生人類のホモ・サピエンス(新人)が描いたとみている。
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