2019年、ソウル南方の烏山米空軍基地で行われた航空ショーに登場した、韓国空軍の飛行チーム「ブラックイーグルス」の戦闘機

 日韓両政府は、月内に小泉進次郎防衛相と安圭伯国防相の会談を海上自衛隊横須賀基地で開催する方向で調整に入った。30日を軸としている。関係者が21日明らかにした。航空自衛隊は同日、韓国空軍のアクロバット飛行チーム「ブラックイーグルス」が28日に那覇基地に飛来し、自衛隊法の規定に基づき給油支援すると発表。空自が韓国軍機に給油するのは初めてとなる。日韓両国は、防衛協力の進展をアピールする狙いとみられる。

 政府関係者によると、韓国軍への給油はもともと昨年11月に計画されていたが、韓国側の機体が、島根県の竹島周辺で訓練飛行したことが判明。日本側の抗議で急きょ中止になった経緯がある。高市早苗首相は今月、韓国の李在明大統領と奈良市で会談。日米韓3カ国の安全保障協力を含む戦略的連携の重要性を確認した。

 小泉、安両氏は、会談に先立ち米海軍横須賀基地への訪問も調整している。東・南シナ海で軍事活動を活発化させる中国を念頭に、日米韓の連携強化を申し合わせる方向だ。