滝行に挑むそば職人

 大寒の20日、そばどころで知られる栃木市出流(いづる)町で、地元のそば職人が滝行し、寒ざらしそばを奉納する「大寒祭」が開かれた。

 同町のそば店などで組織する「出流観光会」が、商売繁盛を願って毎年行っている。栃木商工会議所は同町で提供する「出流そば」をPRしようと特許庁に地域団体商標登録を申請し、2024年4月に市内で初めて登録されるなど注目度が高まっている。

 この日は出流山中腹の「大悲(だいひ)の滝」で滝行を実施した。そば職人ら12人が、約8メートルの高さから勢いよく流れ落ちる冷たい水に打たれながら身を清めた。続いて出流山満願寺本堂で寒ざらしそばを奉納し、護摩祈祷(きとう)を行った。

 同会の石山英男(いしやまひでお)さん(56)は「より一層、そば作りに精進したい」と話した。寒ざらしそばは2月末まで各店で提供される。