東エルサレムにあるUNRWA本部の建物を破壊する重機=20日(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル当局は20日、占領下の東エルサレムにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)本部の建物を一部、重機で破壊した。イスラエル外務省は国内でのUNRWAの活動を禁じた法に従った措置だと主張した。UNRWAは「前例のない攻撃であるだけでなく、国際法と国連の特権への重大な侵害だ」と非難している。

 イスラエルは昨年1月に活動禁止法を施行し、同12月には国会でUNRWAの不動産の差し押さえを可能にする同法改正案を可決した。禁止法の施行を受け、外国人職員はイスラエルのビザが更新されず、退去を余儀なくされた。パレスチナ自治区ガザへの自前での物資搬入も妨げられており、影響が広がっている。