ダボス会議の会場=19日、スイス東部ダボス(共同)

 【ダボス共同】世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)が19日、スイス東部ダボスで開幕した。6年ぶりに現地で参加する予定のトランプ米大統領が、米国によるデンマーク自治領グリーンランド領有に反対する欧州8カ国への追加関税を表明し衝撃が広がっており、グリーンランド問題が注目される中での開催となる。

 ウクライナのゼレンスキー大統領も参加し、ウクライナ和平も主要な議題となる。

 本格的なプログラムが始まる20日には、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長やフランスのマクロン大統領が演説する。中国の何立峰副首相も登壇する。

 トランプ氏は21日に演説し、住宅価格の高騰対策などを説明する。英紙フィナンシャル・タイムズによると、欧州首脳との会談を調整している。

 会議は23日まで。各国政府の首脳や企業経営者ら約3千人が参加し、過去最大規模という。「対話の力」をテーマに、地政学的な緊張の高まりや人工知能(AI)の安全な活用といった課題を議論する。