東京都は19日、中国へ返還される上野動物園(東京都台東区)の双子のジャイアントパンダ、雄シャオシャオと雌レイレイが27日に日本を出発すると明らかにした。都によると、2頭は27日に動物園を出発し、成田空港から空路で中国へ向かう。28日中には、2頭の姉シャンシャンが暮らす中国の施設に到着する見通し。
1972年10月の初来日以来、「友好のシンボル」として親しまれたパンダが国内からいなくなる。インターネットでの観覧申し込みは既に締め切られており、最終観覧日となる今月25日の倍率は24・6倍だった。
2頭は2021年、雄リーリー、雌シンシンの間に誕生。繁殖研究目的で貸与された親から生まれたため、所有権は中国にある。昨年6月に和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」の4頭が中国に戻り、国内での飼育は上野の双子だけとなっている。
都は今月下旬に中国へ返還すると公表していた。台湾有事に関する高市早苗首相の発言で日中関係は冷え込み、新たなパンダの貸与は不透明な状況にある。
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