日光市山久保の製氷池で18日早朝、蔵元「松月氷室」(今市)の天然氷の切り出し作業が始まった。
当初は13日を予定していたが、降雪に加え、ここ数日気温が下がらなかった影響で延期していた。氷の厚みが切り出せる目安となる15センチに達したとして、この日実施された。
製氷池から切り出される天然氷
午前6時過ぎの製氷池付近の気温は氷点下4度。まだ薄暗い中、吉新昌夫(よしあらまさお)社長(66)や従業員、県内外から手伝いに訪れたかき氷店の関係者ら約15人が集まり、作業に当たった。
吉新社長は池に張った氷を縦78センチ、横50センチ、重さ約50~60キロの氷板に切り分け、従業員らが手分けして陸上に引き上げて、冷凍倉庫へ運び込んだ。
この製氷池では2700枚ほどを切り出し、再び氷が張った2月10日ごろに2回目の作業を行う予定。天然氷は水質検査を経て販売され、全国に行き渡る。
吉新社長は「天然氷は自然のたまものであり、日光の冬の恵み。今年も透明で硬い理想的な氷ができた」と話した。
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