米政府から防衛装備品を購入する「対外有償軍事援助(FMS)」の2023年度の契約額が約1兆3867億円に上り、18年度比で3倍以上に増加したことが16日、会計検査院の調べで分かった。政府は22年に安保関連3文書を策定し、23年度から5年間の防衛費を総額約43兆円とする方針を決定しており、この初年度に急増した形。検査院は納入の遅れや調達時の問題を挙げ、防衛省に米国との協議を通じて改善に取り組むよう求めた。
FMSは、米国が保有する能力の高い装備品が調達できるとされる一方、価格や納期は米側から提示されるため「言い値」と指摘されてきた。検査院はこれまでも契約状況を調べており、今回は国会の要請を受け、18~23年度分を検査した。
検査院によると、18~23年度の契約額の総額は約3兆5千億円。この間では、ステルス戦闘機F35関係が計約1兆円で最も大きく、続いてE2D早期警戒機関係が計約3800億円だった。
米ドル建てで契約するため、高額装備品を複数年度で分割払いする「後年度負担」では為替の影響を受ける。
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