生成人工知能(AI)で性的な姿に加工した他人の偽画像をX(旧ツイッター)に投稿する行為が急増している問題で、政府がXの運営会社側に不適切な画像を生成できない措置を取るよう改善を要請したことが16日、関係者への取材で分かった。対応方針などの報告も求めており、改善が見られない場合はAI法に基づく指導や助言も視野に入れる。
米実業家イーロン・マスク氏が率いるXは昨年、生成AI「グロック」を用いて画像を加工できる機能を導入。機能を悪用した性的な偽画像投稿が急増し、各国政府もサービスの実態調査などを始めた。この問題で日本政府の具体的な対応が明らかになるのは初めて。
改善要請はAI法を所管する内閣府が実施。日本で数千万人が利用するとされるX上で加工や投稿、拡散を手軽にできてしまう点を重く見た。偽画像は肖像権や名誉権といった他人の権利を侵害する恐れがあり、内閣府はサービスの課題に対する見解や今後の対応方針などを可能な限り速やかに報告するようX側に要求したという。
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