党首会談に臨む立憲民主党の野田代表(右)と公明党の斉藤代表=15日午後、国会

 立憲民主党の野田佳彦、公明党の斉藤鉄夫両代表は15日、国会内で会談し、新党結成で合意した。2月8日投開票が有力視される衆院選をにらみ中道勢力を結集し、保守色を強める高市政権と対抗する狙いがある。公明は全小選挙区から撤退。小選挙区での立民出身候補の勝利に向け共闘する。公明出身候補は比例代表名簿で順位を上位に優遇する。党名は「中道改革」とする案などが浮上しており、16日に決定する。国民民主党など各党にも参加を呼びかける。

 新党には立民148人、公明24人の衆院議員計172人が参加する見通し。野田、斉藤両氏が共同代表に就く方向だ。衆院選の構図は大きく変化し、計233人を擁する自民党、日本維新の会の連立与党と競い合う形となる。

 野田氏は「勇ましい言葉の政治ではなく、暮らしを底上げする現実的な政策を打ち出す勢力が固まらなければならない」と述べ、政権への対決姿勢を明確に打ち出した。

 斉藤氏も「政治の右傾化が見られる中で、中道勢力の結集が重要だ」とし、異論を踏まえた合意形成を図る政治手法が中道主義だと強調した。