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 アサヒグループホールディングスは15日、傘下のアサヒビールの昨年12月販売実績(概算値)を公表し、ビールやウイスキーといった酒類などの売上金額が前年同月比で2割超減少したと明らかにした。サイバー攻撃によるシステム障害の影響が続き、システムによる受注を12月上旬に再開したものの、落ち込み幅は11月と同水準となった。

 障害発生後の10月から12月までの累計で見ると、前年同期比で1割台後半の減少となった。

 酒類以外では、清涼飲料を扱うアサヒ飲料が昨年12月が2割超、10~12月では3割程度の減少。食品や粉ミルクを扱うアサヒグループ食品は12月が約5%減、10~12月は1割程度の減少だった。

 システム障害は昨年9月29日に発生。傘下の各社はシステムによる受注を順次再開しているが、出荷品目数はまだ正常には戻っていない。