コンビニ大手ファミリーマートに設置しているATMを運営するイーネット(東京)が苦境に立たされている。ファミマが事業継続の生命線とされるが、ファミマの親会社の伊藤忠商事がATMで競合するセブン銀行と資本業務提携を決定し、今春からファミマ店内のATMがセブン銀に置き換えられるためだ。

 イーネットは1999年に設立。さまざまな銀行の口座から引き落としができる共同ATMの先駆けとして、コンビニを中心に設置網を広げてきた。

 出資者でもあるファミマがセブン銀に切り替える背景には、利便性の違いがある。セブン銀は顔認証やQRコード決済へのチャージができる高機能ATMが売り。