トランプ米大統領、ベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏(いずれもゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米政府関係者は12日、トランプ大統領が15日にホワイトハウスでベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏と会談すると明らかにした。トランプ氏は拘束したマドゥロ大統領の流れをくむロドリゲス暫定政権と協力を推進。一定の距離を置かれたマチャド氏は、トランプ氏によるマドゥロ氏排除を称賛し、関係構築を目指す考えだ。

 トランプ氏本人はこれまで13日か14日に会談すると説明していた。マチャド氏との会談を受け入れたのは、国際法違反と指摘される軍事介入の正当化に利用したい思惑があるとみられる。

 トランプ政権はベネズエラの民主化よりも、世界最大の埋蔵量を誇る同国の原油獲得や石油産業再建を優先している。秩序維持のため、軍や警察に影響力を持つ暫定政権との関係を重視。政権移行に向けた選挙実施まで「しばらくかかる」との認識を示している。

 15日の会談では暫定政権による野党関係者ら政治犯の釈放のほか、マチャド氏のベネズエラ帰国が議題となる可能性がある。