北九州市の武道塾で2018~24年、教え子8人にわいせつ行為を繰り返したとして、不同意性交罪などに問われた元経営者永末哲也被告(62)の論告求刑公判が9日、福岡地裁小倉支部であり、検察側は指導者の優位な立場を利用し悪質だとして有期刑上限の懲役30年を求刑した。結審し、三芳純平裁判長は判決期日を2月26日に指定した。

 検察側は論告で、いずれの事件でも、複数の機材を設置してわいせつ行為を撮影していたと指摘。習い事の場を快楽を追求できる私的空間とし、常習的に行為に及んでいたと非難した。被害者は抵抗できず被害に遭い続け、耐え難い出来事だったと述べた。