【キーウ共同】ロシア軍は8日夜から9日未明にかけてウクライナ各地を攻撃した。ウクライナ当局によると、首都キーウでは3人が死亡。ウクライナ空軍は、最新式中距離弾道ミサイル「オレシニク」が配備されているロシア南部アストラハン州の軍事施設から、西部リビウ州にミサイルが撃ち込まれた可能性があると明らかにした。オレシニクが使用されたかどうかを調べている。

 ロシア軍は2024年11月、同じ軍事施設からオレシニクを発射。約800キロ離れたウクライナ東部ドニプロペトロウスク州の州都ドニプロに着弾した。オレシニクは核弾頭搭載が可能で、ロシアとベラルーシに配備されている。

 また、ロシア軍は7~8日にかけ、ドニプロペトロウスク、南部ザポリージャ両州のエネルギー施設を集中攻撃。ウクライナのエネルギー省によると、同国が維持する両州のほぼ全域で停電が起きた。一部地域では空襲警報が鳴らず、病院は非常用電源に切り替えるなど対応に追われた。

 両州では8日、氷点下近くまで気温が下がった。停電の影響を受けて通信が不安定となった。