政府に非核三原則の堅持を求める意見書を賛成多数で可決した長崎市議会の臨時議会=8日午後

 長崎市議会は8日の臨時議会で、政府に非核三原則の堅持を求める意見書を賛成多数で可決した。昨年12月の広島県議会に続く動き。三原則見直しを持論とする高市早苗首相に対し、両被爆地が反対姿勢を強調した。

 意見書は、歴代内閣が三原則を国是として堅持してきたと指摘。与党が協議する安全保障関連3文書の改定に伴い、三原則を見直すことは「到底受け入れられない」と反発した。長崎、広島の悲劇を繰り返さないよう「わが国が核廃絶の主導者として取り組むことが不可欠」とした。

 採決では市議34人が賛成、2人が反対した。関係者によると、反対議員の一部は「(見直しの)議論さえもできないのか」と主張したという。