生成AIで作成されたと思われる鳥取砂丘の事実と異なる画像(左)と職員が現場を確認し撮影した画像(鳥取県のウェブサイトから)

 山陰地方で最大震度5強を観測した6日の地震で、鳥取県は8日までに、「砂丘に亀裂が走る様子」など事実と異なる画像が交流サイト(SNS)上で複数確認されたと明らかにした。動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に掲載。県はアプリのガイドライン違反に当たる可能性があるとして、運営会社側への申し入れを検討している。

 鳥取県は2024年、インターネット上の偽情報や誤情報を監視する「フェイク情報対応実証チーム」を発足させた。通常はSNSやネット上で情報収集をしている。災害対策本部が設置されるなどした場合には、平時より監視を強化する「警戒フェーズ」に入る。

 今回の地震では6日の災害対策本部設置と同時に監視を強化。ネット上の情報を分析するシステムで「鳥取」「津波」「倒壊」などの単語を検索し、偽・誤情報が疑われる情報がないか調査したところ、7日午前に発見した。公園と思われる場所が液状化しているものや、鳥取砂丘に亀裂が生じているものなどがあった。

 担当課は現地確認の後に、複数の投稿が事実とは異なると認定した。