栃木県立高の校内で生徒が別の生徒を暴行している動画が交流サイト(SNS)で拡散したことを受け、県教委は7日、県庁で記者会見を開き、撮影された日時や場所、該当生徒に実施した聞き取りの途中経過について説明するなどした。
約45分間行われた記者会見の一問一答は次の通り。
■冒頭発言
県教委「今回、学校管理下においてこのような行為が行われたことにつきまして、被害に遭われた生徒、及び関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。また、県立高校の生徒が撮影した動画がSNS等を通じて拡散され、県民の皆様をはじめ多くの方々にご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、そして本動画を見て不安に思われた皆様方に対しましても、併せてお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」
県教委「それでは、本事案の概要につきまして説明します。なお、現在も警察の捜査が行われていること、学校でも現在調査中であることから、説明内容は途中経過であるとご理解ください。また、捜査中の事案であり、教育的配慮、被害者をはじめとした生徒の安全・安心の確保といった観点から、当該高校名の公表は差し控えさせていただきます」
県教委「現時点で把握している事実関係および対応状況を報告します。1月4日夜に、SNSで本件動画が拡散されていることを県教委と学校が把握しました。1月5日に動画の中の生徒の氏名等を把握し、動画が2025年12月19日の清掃終了後に同校の男子トイレで、同校の生徒が撮影したものであることを確認しました。また、警察が暴行事件としての捜査をしているところです」
県教委「続いて高校の対応状況です。1月5日以降、今回関係している生徒に事実関係の聞き取りを実施するとともに、警察の捜査に協力しています。全校生徒には1月8日に学校生活に関するアンケートを実施する予定です。いじめに関することや学校生活に悩みがあるかなどを聞き取ります。保護者の方々には、現状を説明するメールを1月5日に送信しました。今後、保護者説明会を実施する予定です。また、生徒のメンタルヘルスケアのため、スクールカウンセラーと連携し、8日の始業式では生徒からの相談等に対応できるよう準備を進めています」
県教委「続いて県教委の対応です。高校教育課と学校安全課の指導主事を学校に派遣し、学校とともに事実関係を確認しています。また、県保健福祉部の協力を受けまして、専門家の助言のもと、生徒等のメンタルヘルスケアに万全を期す準備を進めています。以上が現在までに把握している事実関係と対応状況です」
県教委「最後になりますが、安全安心であるべき学校でこのような事態が起こったことにつきましては大変重く受け止めています。いかなる暴力も許されるものではないということは当然のことです。今後も被害を受けた生徒に寄り添い、心のケアを最優先に行っていくとともに、関係する生徒が自らの行為を振り返り、同様な行為を繰り返さないよう指導してまいります。関係機関との適切な連携のもと、全校的な指導体制を構築し、再発の防止に努めます。また、1月6日に定例の県立学校長会議を開催しました。その中で教育長から県立学校長に対し、誰もが安全に安心して学べる学校づくりが重要であること、そして不安に感じる生徒が出ないよう、強い思いを持って安全安心な状態をつくるよう改めて指示を出したところです。県教委として学校が安心して通える環境となるよう一丸となって取り組んでまいります」
■質疑応答
記者「SNS上には今回の動画以外にも、真偽は不明ですが、当該校の生徒の不適切な行為とされる動画が拡散されています。県教委の見解、対応を教えてください」
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