理工系の学会などで構成する日本技術者教育認定機構(JABEE)が国際的に通用する技術者教育と認定した大学や高等専門学校の学科・コース数が、最多だった2009年度の418件から23年度には267件と4割減ったことが7日、機構への取材で分かった。
修了者の質を外部専門家が保証するユニークな制度で、製造業や建設業、IT業界などに人材を送り出しているが、審査に対応する学校の負担が重い割に利益を感じにくいと指摘されてきた。機構側は制度改定などで負担軽減を図るものの、新規認定は低調。政府はてこ入れのため、認定を受けた学校への補助金創設の検討を始めた。
認定制度は化学や電気、機械を含む16分野が対象。認定は最長6年間有効で、更新時は再審査を受ける。
機構によると、認定を受けた教育プログラムの数は制度開始の01年度から09年度まで増加し、その後は減少傾向。新規認定は22年度に5件、23年度は2件にとどまった。
機構は「このままでは日本の技術者教育のガラパゴス化が進む」と危機感を募らせている。
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