環境省は7日までに、2025年4~11月のクマの出没件数が全国で4万7038件(速報値)に上ったと発表した。記録が確認できる09年度以降、最多だった23年度の2万4348件を大きく上回り過去最多となっている。公表していない北海道、生息していないとされる九州、沖縄は除いた。捕獲数(北海道を含む)は計1万2659頭(速報値)で、記録が確認できる06年度以降、23年度の9276頭を超え、過去最多。

 環境省によると、4~11月の都府県別では、出没件数が最も多かったのは秋田の1万3172件。続いて岩手9270件、新潟3265件、宮城3056件だった。

 都道府県ごとの捕獲数は秋田が最多で2564頭。福島1528頭、北海道1369頭、山形1279頭など計6道県で千頭を超えた。

 月ごとのまとめでは、11月の全国の出没件数は1万94件。11月としては、過去最多だった23年度の3700件を大きく更新した。