栃木県立高の校内で生徒が別の生徒を暴行している動画が交流サイト(SNS)で拡散している問題で、生徒が通う高校は6日、下野新聞社の取材に対し、自校の生徒であることを認め「暴力事件であり、いじめに該当する疑いもある」との認識を示した。いじめ防止対策推進法に基づく対応を進め、被害生徒へのケアに加え、全校生徒にいじめなどに関するアンケートを行う。拡散している動画の削除も求めていくという。
同校は動画が校内で撮影されたことを認め、動画に映っている行為が同法に基づくいじめの定義に該当する疑いがあるとした。法律に基づく加害生徒への対応や、スクールカウンセラーと連携した被害生徒へのケアを検討している。
アンケートは8日の始業式の後に行い、いじめの有無や今回の問題を受けて不安を抱く生徒の状況などを把握する。関係機関と連携し、動画の削除も依頼していく。一部の部活動は大会出場を辞退した。
一方、生徒同士の関係性や暴行の詳細な状況については「個人情報でもあり、調査しているさなか。警察も捜査しているため答えられない」とした。
同校には5、6の両日、それぞれ100件以上の問い合わせや抗議、心配の声が寄せられたという。担当者は「地域の信頼も失墜させかねない事件であり、事実確認や再発防止策を徹底し、信頼回復に努めていきたい」と説明した。
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