地震の影響で外壁が崩れたとみられる建物=6日午前11時30分ごろ、松江市

 鳥取、島根両県で最大震度5強を記録した地震で、気象庁は6日、海老田綾貴地震津波監視課長が記者会見し、地震活動の活発な状態が続いており、1週間程度は同程度の地震に注意するよう呼びかけた。震源の周辺では過去にも地震が続発したケースがあり、さらに強い揺れの地震が起こる恐れもあるとしている。

 気象庁によると、5強の約10分後にも最大震度5弱の地震が発生。その後も震度1~4の地震が相次いだ。津波の発生はなかった。高層ビルや大きな橋などを大きく揺らす「長周期地震動」は、最も高い階級4を鳥取県西部で観測した。階級4は、2024年1月1日の能登半島地震以来。

 00年10月の鳥取県西部地震は最大震度6強で、同県などで重軽傷が約180人が出た。6日の地震は、西部地震の震源の西側で、当時は大きな地震活動がなかった領域だという。海老田課長は「活断層がある場所ではないが、地震はどこでも起きると考えて生活してほしい」と話した。

 震度5強以上の地震は、鳥取県では16年10月21日の震度6弱、島根県では18年4月9日の震度5強以来。