【サンパウロ、ワシントン共同】ベネズエラ政府は4日、マドゥロ大統領の拘束後初の閣議を開き、ロドリゲス副大統領(56)が暫定大統領として国政を担うことを確認した。ロドリゲス氏は同日、トランプ米政権と協力を進めるとの声明を発表。当初は米国に対抗する構えを見せていたが「戦争ではなく対話が必要」と強調した。トランプ大統領は選挙を通じた民主化より国家再建と石油インフラの立て直しを優先する考えを表明した。

 ロドリゲス氏が軍や閣内の対米強硬派をまとめられるかどうかが焦点となる。声明は「国際法にのっとった相互発展に向け、協力を米国に呼びかける」とした。

 トランプ氏は4日、大統領専用機内で記者団に、マドゥロ氏拘束後にロドリゲス氏と交渉中で、同氏が米国に協力していると説明。国家を再建するため、石油資源や道路などのインフラへの「全面的アクセス」が必要だと訴えた。

 ベネズエラの選挙は「適切な時期に実施される」と述べ、民主化は急がない意向を示した。

 一方、ベネズエラ再攻撃にも言及し、政府が協力しなければ実行すると警告した。