戸田建設などは5日、長崎県五島市沖で浮体式洋上風力発電8基の商用運転を始めたと発表した。複数基による浮体式の商用化は国内初。地元の小売電気事業者へ電力を優先的に供給し、エネルギーの地産地消につなげる。
最大出力は1万6800キロワット。五島市によると一般家庭約1万4400世帯が1年間に消費する電力を賄える。風車を支える構造部に不具合が見つかり、運転開始は当初の計画から2年遅れた。
浮体式の洋上風力発電は風車の土台を海底に固定しないため、深い海域でも設置できるメリットがある。計画には戸田建設の他、ENEOSリニューアブル・エナジー(東京)や大阪ガス、INPEX、関西電力、中部電力が参加した。
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