豊洲市場の「初競り」で、5億1030万円の最高値で競り落とされた青森県大間産のクロマグロ。中央は「喜代村」の木村清社長=5日午前7時24分、東京都中央区

 「初競り」を前に並べられたマグロ=5日午前4時39分、東京都江東区の豊洲市場

 豊洲市場の「初競り」で、5億1030万円の最高値で競り落とされた青森県大間産のクロマグロ。中央は「喜代村」の木村清社長=5日午前7時24分、東京都中央区  「初競り」を前に並べられたマグロ=5日午前4時39分、東京都江東区の豊洲市場

 東京都江東区の豊洲市場で5日、今年最初の取引となる「初競り」があり、243キロの青森県大間産クロマグロが、この日の最高値の5億1030万円で競り落とされた。都によると、記録が残る1999年以降で最高落札額。旧築地市場(中央区)から豊洲に移転して初の新年を迎えた2019年の3億3360万円を大幅に上回った。

 競り落としたのは、すしチェーン「すしざんまい」を運営する「喜代村」。木村清社長は「一番マグロは縁起物。一人でも多くの人に、食べて元気になってほしい」と満足げに語った。マグロは築地の本店で解体後、全国の店舗で通常と同じ値段で提供するという。

 市場の競り場には新鮮なマグロが並び、午前5時10分に開始を告げる鐘が鳴った。売り手の威勢の良いかけ声が飛び交い、買い手は金額を指で示す「手やり」と呼ばれる合図で次々と落札。外国人観光客も多く見学に訪れ、興味深そうに見守っていた。

 近年の最高値は23年が3604万円、24年が1億1424万円、25年が2億700万円だった。